薬剤師向け転職サイトおすすめ14選｜希望の職場・条件別にプロが厳選

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このような理由から、転職や再就職を考えている薬剤師さんは少なくありません。
とはいえ、求人サイトを開くと似たような転職サービスがたくさん並んでいて、 「どの薬剤師向け転職サイトを選べばいいの？」と迷ってしまいますよね。

この記事では、薬剤師に特化した転職サイト・転職エージェントのなかからおすすめ14社を厳選して紹介します。

まずは「とにかく早くおすすめを知りたい！」という方向けに、各サービスの特徴を一覧表でまとめました。

ここから先では、各サービスの特徴・強み・向いている人を詳しく解説していきます。
あわせて、条件別のおすすめ転職サイト・メリット／デメリット・失敗しない選び方も紹介しているので、 ぜひ最後までチェックしてみてください。

薬剤師向け転職サイトおすすめ14選【口コミ・特徴まとめ】

ここでは、編集部がサービス内容・求人数・サポートの質・口コミなどを総合的に比較し、薬剤師さんにおすすめできる転職サイト14社を厳選しました。

ファルマスタッフ｜薬剤師に選ばれている定番サイト

ファルマスタッフは、大手調剤チェーン「日本調剤」と同じグループの薬剤師専門転職サイトです。 調剤薬局はもちろん、病院やドラッグストア、企業求人まで幅広く扱っています。

「薬剤師からの評判が良い、王道の転職サイトを使いたい」という方にぴったりです。

• 転職相談の満足度は90％台後半と高評価
• エリア担当制で、実際に薬局や病院を訪問し職場のリアルな情報を収集
• 履歴書・職務経歴書の作成サポートから、面接日程の調整・条件交渉までフルサポート
• 厚生労働省認可の「職業紹介優良事業者」「優良派遣事業者」にも認定

求人票だけではわからない、人間関係・雰囲気・残業の実態まで教えてもらえるので、転職後のミスマッチを減らしやすいのが魅力です。

ファーマキャリア｜条件交渉に強いオーダーメイド型

ファーマキャリアは、「せっかく転職するなら、できるだけ希望条件にこだわりたい」という薬剤師さんにおすすめの転職エージェントです。

既存の求人を紹介するだけでなく、一人ひとりの希望をもとに求人を“オーダーメイド”してくれるのが最大の特徴。

• 希望条件（給与・勤務時間・お休み・役職など）を詳細にヒアリング
• 条件に合う求人がなければ、企業側に交渉して内容を調整
• 担当コンサルタント1人あたりが担当する求職者の人数を制限し、丁寧に対応

キャリアアップや年収アップにこだわりたい人、「このエリアで、こういう条件なら転職したい」という明確な希望がある人は、登録しておいて損はありません。

レバウェル薬剤師｜3つの転職スタイルから選べる

レバウェル薬剤師は、医療・介護・ヘルスケア領域に特化した人材サービスが運営する、薬剤師専門の転職支援サービスです。

「自分のペースに合った転職スタイルを選びたい」人に向いています。

• 転職エージェント型：求人紹介から面接対策・条件交渉まで丸ごとお任せ
• スカウトサービス：レジュメ登録しておくだけで、興味を持った企業からオファーが届く
• 直接応募：自分で求人を検索して直接応募したい人向け

事業所への直接取材で集めた内部情報を教えてくれるため、「職場の雰囲気」や「有給の取りやすさ」なども事前に把握しやすいのがメリットです。 LINEで相談や求人紹介が受けられるので、スキマ時間で転職準備を進めたい人にも使いやすいでしょう。

お仕事ラボ｜「最後の転職」にしたい人向け

お仕事ラボは、調剤薬局チェーン「アイセイ薬局」を母体にもつ転職支援サービスです。 「これ以上転職を繰り返したくない」「次は長く働ける職場を選びたい」という薬剤師さんに向いています。

• 紹介後の定着率は9割超と高水準
• 求人企業側と求職者側を同じコンサルタントが担当するワンストップ型
• 希望に合う求人がなければ、企業へ「逆指名」のような形で売り込みも

担当者が薬局の事情や内部情報をよく把握しているため、「入社後のギャップが少ない」との口コミが多いのが特徴です。

アプロ・ドットコム｜薬剤師目線でキャリア相談できる

アプロ・ドットコムは、薬剤師出身の社長が立ち上げた老舗の人材紹介会社。
「これからどんなキャリアを歩めばいいか分からない」「正社員・パート・派遣など働き方を含めて相談したい」という方に向いています。

• 25年以上にわたり、薬剤師の就職・転職を支援
• 正社員・長期派遣・単発派遣など多様な働き方の求人を保有
• 求職者担当と企業担当を分けず、ミスマッチが少ない提案が可能

「まずは派遣で働いてから、雰囲気が合えば正社員に」という働き方の提案も得意なので、 キャリアチェンジや働き方の見直しを考えている方は相談してみる価値があります。

ファル・メイト｜専任コーディネーターがとことん伴走

ファル・メイトは、専任のコーディネーターが薬剤師一人ひとりに密着してサポートしてくれる転職サービスです。

「初めての転職で不安」「面接や条件交渉が苦手」「職場の雰囲気までしっかり知ったうえで決めたい」という人におすすめ。

• 求人票からは分からない人間関係・雰囲気・忙しさまで丁寧に共有
• 面接には可能な限りコーディネーターが同行し、その場で条件確認・フォロー
• 新卒〜シニア層まで幅広い年齢の薬剤師が利用

薬キャリAGENT｜医療業界専門グループが運営

薬キャリAGENTは、医療業界に特化した大手グループが運営する薬剤師向け転職エージェントです。

「医療業界に詳しいコンサルタントに任せたい」「コンサルの質で選びたい」という方に向いています。

• コンサルタント満足度は90％台と高水準
• 求人票には載らない職場の雰囲気・有給取得状況・残業時間なども確認
• 非公開求人が豊富で、登録者数も業界トップクラス

アイリード｜薬剤師免許保有コンサルタントが在籍

アイリードは、薬剤師資格を持つコンサルタントが在籍しているのが大きな特徴です。

実際に現場を経験した薬剤師目線で、キャリアの悩みやブランクへの不安に寄り添ってくれます。

• 薬剤師資格保有コンサルタントがキャリア相談を担当
• 自社の薬剤師が紹介予定の薬局で事前勤務し、リアルな情報をフィードバック
• 入職後も半年以上のアフターフォローを実施

セルワーク薬剤師｜高待遇・好条件に強い

セルワーク薬剤師は、「年収アップ」「土日休み」「残業ほぼなし」など、条件面を重視したい薬剤師さんにおすすめの転職サイトです。

• 業界最大級クラスの求人数を保有
• 年収650万円以上、土日休みといった好条件求人が多い
• ブランク歓迎・未経験歓迎の求人も多く、正社員中心に安定した働き方ができる

マイナビ薬剤師｜初めての転職に強い定番エージェント

マイナビ薬剤師は、人材サービス大手「マイナビ」グループが運営する薬剤師向け転職エージェントです。

はじめて転職する薬剤師さんにもっとも使いやすい王道サービスのひとつと言えます。

• 薬剤師向け公開求人数は業界トップクラス
• 薬局・病院・ドラッグストア・企業など、あらゆる業種に対応
• 履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、条件交渉まできめ細かくサポート
• 全国に複数拠点があり、U・Iターン転職にも対応しやすい

「転職の進め方がわからない」「まずは話を聞いてみたい」という段階からでも相談しやすいので、 最初の1社として登録しておくと安心です。

ヤクジョブ｜求人数重視で幅広く探したい人に

ヤクジョブは、転職・就職・派遣まで一括でサポートしてくれる薬剤師求人サイトです。

「とにかくたくさんの求人を比較したい」「全国どこでも検討している」という方にぴったりです。

• 業界最多クラスの求人数を保有
• 正社員・パート・派遣などすべての雇用形態に対応
• 調剤薬局・ドラッグストア・病院・企業など、職場の選択肢も豊富

リクナビ薬剤師｜「満足できる転職」を目指す人へ

リクナビ薬剤師は、リクルートグループが運営する薬剤師専門転職エージェントです。

「あなただけ3原則」として、求職者と企業双方の満足度を重視したサポートを掲げているのが特徴です。

• 希望条件と雇用先のニーズが両方満たせる求人を徹底的に探索
• 勤務先の情報を事前に詳細調査し、ギャップを最小限に
• 忙しい薬剤師でも転職できるよう、日程調整や条件交渉を代行

アポプラスキャリア｜未経験・ブランクありでも安心

アポプラスキャリアは、大手調剤チェーン「クオールホールディングス」グループが運営する転職支援サービスです。

調剤未経験の方や、ブランクがあって不安な方に特におすすめです。

• 「薬剤師生涯研修の指標項目」を網羅したeラーニングが受講可能
• 教育研修部が監修しており、最新の知識をオンラインで学べる
• 現場を知るキャリアコンサルタントが、求職者に合う求人を提案

ママ薬PLUS｜ママ薬剤師に特化した転職支援

ママ薬PLUSは、その名のとおりママ薬剤師に特化した転職支援サービスです。

出産・育児で現場を離れていた方や、保育園・学校との両立を考えたい方に向けた求人や研修制度が整っています。

• ママ薬剤師向けの求人のみを取り扱い
• eラーニングやオンライン研修で、ブランク明けでも安心して復帰できる
• 急なお休みに理解のある職場、時短勤務OKの職場などを紹介してもらえる

転職サイトを絞り込めない方へ

ここまで14社を紹介してきましたが、
「どれも良さそうで決めきれない…」という方もいるはずです。

このあと、希望の職場タイプや条件ごとにおすすめサイトを厳選して紹介するので、 ご自身の「ここだけは譲れない条件」と照らし合わせながら選んでみてください。

薬剤師におすすめの転職サイトを希望の職場・条件別に厳選

同じ薬剤師の転職といっても、

• どの職場で働きたいのか（調剤薬局・ドラッグストア・病院・企業など）
• どんな働き方をしたいのか（正社員・パート・派遣・在宅ワークなど）
• 何を優先したいのか（年収・ワークライフバランス・スキルアップなど）

によって、ベストな転職サイトは変わってきます。

ここでは、よくある12パターンの希望条件別におすすめの転職サイトをピックアップしました。

1. 調剤薬局で働きたい

調剤薬局での勤務を希望する薬剤師さんには、ファルマスタッフとお仕事ラボの組み合わせがおすすめです。

どちらも大手調剤薬局が母体のため、調剤薬局の求人が豊富で、現場情報にも詳しいのがポイントです。

2. ドラッグストアで働きたい

ドラッグストア（OTCのみ・調剤併設どちらも）の求人を探したい方には、 マイナビ薬剤師・ヤクジョブ・リクナビ薬剤師の3社を押さえておきましょう。

3. 病院・クリニックで働きたい

病院薬剤師・クリニック内の薬剤師を目指すなら、ファルマスタッフ・マイナビ薬剤師・薬キャリAGENTの3社をチェックしておきましょう。

4. 企業で働きたい

MR・DI・学術・品質管理・治験関連など、企業で薬剤師資格を活かして働きたい人には、マイナビ薬剤師一択と言って良いほど企業求人が充実しています。

5. ママ薬剤師として活躍したい

子育てと両立しながら薬剤師として働きたい方には、ママ薬PLUS・ファーマキャリア・リクナビ薬剤師がおすすめです。

6. 50代・60代からの転職を希望している

50代・60代のシニア薬剤師の転職は、薬キャリAGENT・ヤクジョブのように非公開求人が多いエージェントを活用するのが成功のポイントです。

7. 給与重視で仕事を探したい

年収アップ・高収入を優先したい薬剤師さんは、ファルマスタッフ・薬キャリAGENT・セルワーク薬剤師をチェックしておきましょう。

8. ブランクがあって仕事復帰に不安がある

産休・育休・結婚・介護などでブランクがある方には、マイナビ薬剤師・ファルマスタッフ・ヤクジョブ・アポプラスキャリア・ママ薬PLUSをおすすめします。

9. キャリアアップ・スキルアップしたい

「管理薬剤師になりたい」「マネージャー職を目指したい」「企業にチャレンジしたい」という方は、マイナビ薬剤師・ファルマスタッフ・ファーマキャリアがおすすめです。

10. 職場の人間関係に不安がある

「人間関係で失敗したくない」「雰囲気の良い職場に移りたい」という方には、マイナビ薬剤師・ファルマスタッフが向いています。

11. パート・アルバイトで働きたい

「扶養内で働きたい」「子どもが学校に行っている時間だけ働きたい」という方は、マイナビ薬剤師・ヤクジョブを活用しましょう。

12. 派遣で働きたい

派遣で高時給＆自由度の高い働き方をしたい方には、ファル・メイト・ファルマスタッフ・ヤクジョブ・アプロ・ドットコムが向いています。

薬剤師の転職サイトを希望の地域別チェックツールから探す

転職サイトを選ぶときは、「自分が働きたい地域の求人をどれだけ保有しているか」がとても重要です。

当サイトでは、都道府県別にどの転職サイトがそのエリアに強いかを一覧で確認できるチェックツールを用意しています。
「この県で働きたい」と決まっている方は、まずは対応エリアと求人数を確認してから登録するようにしましょう。

薬剤師が転職サイトを使う4つのメリット

薬剤師が転職サイト・転職エージェントを活用することで得られる主なメリットは、次の4つです。

1. 忙しい薬剤師の転職活動を丸ごとサポートしてくれる
2. 応募前に職場の内情を教えてもらえる
3. 勤務先や働き方の選択肢が一気に広がる
4. 一般には出回らない「非公開求人」を紹介してもらえる

1. 忙しい薬剤師さんの転職活動を全面サポート

調剤薬局・病院・ドラッグストアで働きながら自力で転職活動を進めるのはかなり大変です。
エージェント型の転職サイトなら、次のような作業をほぼすべて任せられます。

• 希望条件のヒアリング・キャリア相談
• 求人のピックアップと提案
• 履歴書・職務経歴書の添削
• 面接日程の調整・面接対策
• 年収や入社タイミングなどの条件交渉
• 内定〜入社までの各種手続きフォロー

これらのサポートはすべて無料なので、忙しい薬剤師ほど活用した方がコスパが良いと言えます。

2. 職場の内情を事前に把握できる

求人票だけを見て転職すると、

• 「残業少なめ」と書いてあったのに毎日残業
• 人手不足で、お昼休憩も満足に取れない
• 人間関係がギスギスしていて、すぐ辞める人が多い

といったミスマッチが起こりがちです。

エージェント型の転職サイトは、コンサルタントが事前に職場へ訪問し、内部情報を集めているため、 「1日の処方箋枚数」「薬剤師と事務の人数」「有給の取りやすさ」など、気になる点を詳しく確認できます。

3. 勤務先や働き方の選択肢が広がる

自分で求人サイトを眺めているだけでは、 「調剤薬局」「ドラッグストア」以外の選択肢にはなかなか気づきにくいものです。
転職サイトを使えば、次のような働き方も視野に入ります。

• 病院薬剤師（急性期・慢性期・専門病院など）
• 企業内診療所の薬剤師
• DI・学術・品質管理・治験関連などの企業職
• 派遣・単発・パートなど、時間の融通がきく働き方

コンサルタントと話すなかで、自分では想像していなかったキャリアの可能性が見えてくることも珍しくありません。

4. 一般公開されていない「非公開求人」を紹介してもらえる

転職サイトに登録すると、会員限定の「非公開求人」を紹介してもらえるようになります。

非公開求人には、例えばこんなものがあります。

• 年収600〜700万円以上の高待遇求人
• 管理薬剤師候補・マネージャー候補などの重要ポジション
• 「週1〜2日勤務OK」「土日完全休み」など条件の良いパート求人
• 企業の新規事業に関わる薬剤師求人　など

「良い求人は非公開で募集されることが多い」のは、薬剤師業界でも同じです。 複数の転職サイトに登録しておくことで、出会える非公開求人の数も増えます。

薬剤師転職サイトを使うことで起こりうる2つのデメリット

一方で、転職サイトを使うことで次のようなデメリットが生じるケースもあります。

1. 希望と違う求人を紹介されることがある
2. 担当者からの連絡が負担になることがある

1. 希望と合わない求人を紹介されるケースもある

コンサルタントも人間なので、あなたの希望を完全に理解できていない状態で求人を提案してくることがあります。

• 「調剤希望」と伝えたのに、ドラッグストア求人を強く勧められた
• 「転勤なし希望」なのに、エリア採用の求人を提案された

こういった場合は、

• 「その条件は譲れない」とはっきり伝える
• 条件を緩められる部分・絶対に譲れない部分を整理して共有する
• それでも合わなければ、担当者変更や他社への乗り換えを検討する

のがおすすめです。
遠慮しすぎると、希望とズレた転職先に流されてしまうので要注意です。

2. 担当者からの連絡が煩わしく感じることもある

忙しい薬剤師さんのなかには、

• 勤務中に何度も電話がかかってきて対応しづらい
• まだ転職時期が決まっていないのに、頻繁に連絡が来て落ち着かない

と感じる方もいます。

その場合は、最初の面談で

• 「連絡は基本メール（またはLINE）のみ」
• 「電話は◯時〜◯時の間だけOK」
• 「急ぎでなければ、週◯回くらいのペースで連絡してほしい」

など、連絡方法・頻度の希望をあらかじめ伝えておくとストレスが減ります。

薬剤師が転職サイトを選ぶ際や利用時に失敗を避けるコツ

転職サイト選びで失敗しないために、次の5つのポイントを意識しましょう。

1. 薬剤師に特化した転職サイトを選ぶ
2. 働きたいエリアの求人数が多いサービスを選ぶ
3. 実績と運営会社の信頼性をチェックする
4. 自分が使いたいサービス・サポートがあるか確認する
5. 転職サイトは必ず複数社に登録する

1. 薬剤師に特化した転職サイトを選ぶ

総合型の転職サイトは求人のジャンルが幅広い分、薬剤師求人の数やノウハウが不足しがちです。

一方、薬剤師専門サイトは、

• 取り扱い求人のほぼすべてが薬剤師向け
• コンサルタントが薬剤師業界に詳しい
• 薬剤師ならではの悩み（当直・夜勤・当番・在宅など）を理解している

という強みがあります。
そのため、まずは薬剤師専門の転職サイトから選ぶのが正解です。

2. 働きたいエリアの薬剤師求人数が多いかをチェック

求人数は「全国合計」だけでなく、あなたが働きたいエリアの数字をチェックすることが大切です。

例えば、サイト全体では数万件の求人があっても、地方エリアだと数十件しかない…ということもよくあります。

都市部だけでなく地方も検討できる方は、地方高待遇求人も狙い目です。
住宅補助や赴任費用のサポートなど、年収以外の条件が手厚いケースも多くあります。

3. 実績のある薬剤師転職サイトを選ぶ

サイトの信頼性を見極める際は、次のようなポイントをチェックしましょう。

• 運営会社の設立年・規模・グループ企業
• 薬剤師向け転職支援の実績（人数や年数）
• 取引している薬局・病院・企業の数

「マイナビ」「リクルート」「日本調剤グループ」「クオールグループ」など、医療・人材で実績のある企業が運営しているサイトは安心感があります。

4. 利用したいサービスやサポートがあるか確認する

どの転職サイトにも共通する基本サポートにくわえ、各社にはさまざまな特色があります。

• eラーニングなどの研修制度があるか
• 面接同行や職場見学の同行をしてくれるか
• LINE・メール中心でやり取りできるか
• オーダーメイド求人や逆指名のような交渉をしてくれるか

自分が「ここは外せない」と感じるサポートを軸に、どの転職サイトが合うか比べてみると選びやすくなります。

5. 薬剤師転職サイトは必ず複数登録する

転職サイトは1社に絞らず、必ず2〜3社に登録しましょう。

理由はシンプルで、

• サイトごとに扱っている求人が違う（非公開求人も含め）
• コンサルタントとの相性を比較できる
• 各社の強み（調剤に強い・企業に強いなど）を組み合わせられる

最初は2〜3社に登録し、
「求人の質が良い」「担当者が信頼できる」と感じた1〜2社に徐々に絞っていくのがおすすめです。

おすすめできない薬剤師向け転職サイトの特徴

反対に、登録を避けた方が良い転職サイトには、次のような共通点があります。

• 悪い口コミばかりで具体的な改善が見られない
• 古い求人がいつまでも掲載されている
• 運営会社・所在地・連絡先などの情報が不明瞭
• SSL対応（URLが「https」で始まる）がされていない

特に薬剤師は国家資格であるため、資格情報や個人情報の管理が甘いサイトは絶対に避けるべきです。
登録前に運営会社情報やプライバシーポリシーを必ず確認しましょう。

薬剤師転職におすすめの時期4つ

薬剤師の求人は通年ありますが、特に動きが活発になるおすすめのタイミングが4つあります。

とはいえ、「辞めたい」と感じたときが転職準備を始めるベストタイミングでもあります。
まずは転職サイトに登録し、情報収集だけでも始めてみると気持ちがラクになりますよ。

薬剤師が転職サイトを利用する際の手順まとめ

最後に、薬剤師が転職サイトを使って転職する際の基本的な流れをまとめておきます。

① 転職サイトに登録する

まずは利用したい転職サイトの公式ページから、プロフィールを登録します。
入力する項目は、

• 保有資格・実務経験年数
• 現在の勤務形態・仕事内容
• 希望の働き方（正社員／パート／派遣など）
• 希望勤務エリア・通勤時間の目安
• 希望年収・希望の休日・残業時間
• 転職希望時期

などです。
他のサイトにも使い回せるよう、入力内容はメモやテキストに保存しておくと便利です。

② キャリア面談を受ける

登録後、担当コンサルタントから電話やメールで連絡が入ります。
オンライン・電話・対面などで面談を行い、

• 転職を考えた理由
• 現在の職場で不満に感じていること
• 将来どんなキャリアを歩みたいか
• 絶対に譲れない条件・できれば叶えたい条件

などを共有します。
ここで正直に話すほど、ミスマッチの少ない求人を紹介してもらいやすくなります。

③ 求人紹介を受け、比較・検討する

面談内容をもとに、担当者が複数の求人を提案してくれます。
その際、

• 気になる求人は「応募前に職場見学できるか」確認する
• 不安な点や疑問点はすべて担当者に質問しておく
• ピンとこない求人は遠慮なく断る

ことが大切です。

④ 応募〜面接〜内定・条件交渉

応募したい求人が決まったら、書類作成・応募手続きは担当者がサポートしてくれます。
面接日程の調整や、面接当日のアドバイスも受けられるので、一人で進めるよりも格段に安心です。

内定が出たら、年収・入社日・休日・勤務時間などの条件交渉も代わりに行ってくれます。
自分では言い出しづらい部分だからこそ、遠慮なく頼ってOKです。

⑤ 退職〜入職までのサポート

現職の退職手続きや、引き継ぎのタイミングについての相談にも乗ってもらえます。
「いつ上司に切り出すべきか」「退職理由はどう伝えたら角が立たないか」など、 不安な点は事前に相談しておくと安心です。